2021年10月に「 クロス取引 」で取得した 株主優待
10月は権利確定銘柄が、かなり少ない…。結局3銘柄のみ クロス取引 しました。

ロック・フィールド( 証券番号 2910 )

私、非常に貧乏性なので、100g500円のサラダは非常に高いと思ってしまいます(食べればすごくおいしいと思うんですが…、それならお肉食べたい)。だけど、株主優待があれば、無敵です。なので、結構うれしい優待。
ロック・フィールドは、年2回(4月と10月)が権利確定日となっています。
10月の優待は、100株以上であれば、1,000円の優待券がもらえます。特に長期保有についても差はありませんが、4月は次のとおりとなっています。
所有株式数 | 継続保有期間 5年未満 | 継続保有期間 5年以上 |
200株以上 500株未満 | 1,000円分 | 2,000円分 |
500株以上 1,000株未満 | 3,000円分 | 4,000円分 |
1,000株以上 3,000株未満 | 10,000円分 | 11,000円分 |
3,000株以上 5,000株未満 | 15,000円分 | 16,000円分 |
5,000株以上 | 30,000円分 | 31,000円分 |
神戸物産(証券番号 3038 )

神戸物産の株主優待は、ほぼ現金なJCBギフトカード。
保有株式数 | 優待の内容 | |
継続保有年数3年未満 | 継続保有年数3年以上 | |
100株以上1,000株未満 | JCBギフトカード1,000円分 | JCBギフトカード3,000円分 |
1,000株以上2,000株未満 | JCBギフトカード10,000円分 | JCBギフトカード15,000円分 |
2,000株以上 | JCBギフトカード15,000円分 | JCBギフトカード20,000円分 |
HIS(証券番号 9603 )

HIS株主優待券
1回の旅行につき、1名の旅行商品の販売価格が、12,000円以上の場合:1枚(1,000円)
24,000円以上の場合:2枚(2,000円)を上限に利用可能。
ハウステンボス入場割引券
ハウステンボス料金所において入園券を購入の際に入場割引券を提示することで、1人(最大5名)につき500円割引
ラグーナテンボス入場割引券
ラグーナテンボス料金所において入園券を購入の際に入場割引券を提示することで、1人(最大5名)につき500円割引
保有株式数 | 優待内容 | ||
HIS株主優待券 | ハウステンボス 入場割引券 |
ラグーナテンボス 入場割引券 |
|
100株以上 | 2,000円分相当 | 500円分相当 | 500円分相当 |
500株以上 | 4,000円分相当 | 500円分相当 | 500円分相当 |
1,000株以上 | 6,000円分相当 | 500円分相当 | 500円分相当 |

そもそも クロス取引
「 クロス取引 」は、現物取引の「現物買い」と、信用取引の「信用売り(空売り)」を使って、株主優待を賢く手に入れる手法のことです。
「信用売り(空売り)」は、株を証券会社から借りて、その株を売ってしまう取引のことで、その後に買い戻すなどして証券会社に株を返却することになります。証券会社から株を借りた時よりも株価が下がっていれば(売った時よりも買い戻した時の方が株価が安くなるため)利益に、株価が上がっていれば(売った時よりも買い戻した時の方が株価が高くなるため)損になります。
通常、株を買った場合には、株価が上がれば利益に、株価が下がれば損になるので、現物取引の「現物買い」と信用取引の「信用売り(空売り)」は株価の値動きによる、損得関係が反対になります。
この特徴を利用して、同じ銘柄を同じ数量、同じタイミングで「現物買い」と「信用売り(空売り)」を一緒に行うことで、株価が上がっても下がっても、保有する「現物の株」と信用売りしている「空売りの株」の損失と利益が相殺しあって、株価の変動によって損も得もしない状態にします。
こんなめんどくさいことをして、どんな得があるかというと、配当や優待がもらえる基準日(権利付き最終日)を経過すると、現物株を持っていることで配当と優待が手に入ります。一方、配当については、信用売り(空売り)をしていることで証券会社に配当分を支払う必要が発生しますが、優待についてはそのまま手に入れることができるのです。

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