米国(SPY)か? 先進国(VEA)か? 新興国(VWO)か?

海外ETF

昔、全然、株のことなんか知らずに適当に名前を知っている会社の株を買っていました。右肩下がりの株を「これだけ安くなっているのだから、上がるだろう」とか「優待が良さそう」といった理由で購入していて、結局、自分のリスク許容度を超えて、損切をしてて負けっぱなしでした。

その後はよくある話で、損した後、その損を取り返そうと、信用取引を開始、その結果、年収の何分の1かの損を出してしまうという始末・・・。

結局、しばらくそれ以来、投資なんかしなくなっていたんですが、2年前に、「とりあえず、ネット証券を使って、米国か全世界のインデックスに放り込んでおけば損する可能性が少ない」と聞いて、ideco積み立てNISAをスタート 。今は、それに加え、リスク分散のために、各国のETFも少しづつ購入しています。

ETFとは

さて、与太話はこれくらいにして、

ETFはExchange Trade Fundの略で、証券取引所で取引が可能な投資信託のことで、株式と同じように売買できるのが特徴です。基本的に、国内のETFであれば、国内の、米国のETFであれば米国の、株式市場が開いている時間であれば、自由に売買可能となっています。

ETFのメリット

分散投資ができる

1番のメリットは、少ない資金で分散投資ができるところにあります。ETFはたくさんの銘柄を1つにまとめた商品になっていて、例えば、VTという全世界に投資するETFであれば、9,000社以上に会社に投資していることになります。

もし、1つの銘柄に投資していた場合、その会社の業績の悪化や不祥事なんかで大きく動く可能性があります。

例えば、AI INSIDEは、NTT西日本から契約の一部を更新しないとの通知を受けて、総売上高の約4割分の18億円近い売り上げが2022年3月期に減少するとの見込みを発表。その結果、2日続けてのストップ安で、3営業日で50%以上の下落。100株で200万円以上の下落となってしまいました。

逆に好材料が出た場合には、同じように大きく上昇することもありますが、この大きく下がってしまうリスクを私は許容できそうにないので、1つの銘柄がダメージを受けたとしても、あまり大きな影響を受けないETFをメインとしているところです(先ほどのVTの場合、9000社のうちの1社が倒産しても、受けるダメージはごくわずか)。

品揃えが豊富

また、ETFを使って、投資できる商品の種類はかなり豊富です。例えば、アメリカやヨーロッパの株だけでなく、アフリカや、東南アジア様々な国の株に投資することができます。また株だけでなく、債券にも投資できますし、金属や農業商品、原油なんかにも投資できるETFまであります。

①米国②米国以外の先進国③新興国を対象としたETF

ここからは、米国市場において、各区分を対象としているETFの紹介をします。

ティッカー投資対象国(地域)資産額経費率利回り設定日
SPYアメリカ3740.3億ドル0.09%1.30%1993年1月
VEAアメリカ以外の先進国1574.8億ドル0.05%2.49%2007年7月
VWO新興国1172.8億ドル0.10%1.98%2005年3月

米国への投資=SPY

GDP (国内総生産)世界一を誇る経済力を背景に、世界中の株式市場への影響力の大きさは計り知れず。そのアメリカにまるっと投資できるのがSPYです。コロナで株価は低迷しましたが、その後はすごい勢いで回復どころか最高値を更新しています。経費率が0.09%(10万円の運用で90円の経費)と抑えられているうえに、分配金の利回りが1.3%(10万円の運用で1,300円程度の分配金がもらえる※課税前)となっています。

米国以外の先進国=VEA

これまでアメリカは他の国よりも勢いよく経済成長を成し遂げてきました。その結果、アメリカ株の上昇はすさまじいものがありました。が、今後もアメリカがNo1の成長を続けられるかどうかは誰にも分からないところです。もしかしたら、アメリカが1人負けになる可能性もあるわけです。そうであれば、アメリカへの投資も行いながら、アメリカ以外の国にも投資しておいた方がリスク分散の観点からは良いでしょう。アメリカ以外の先進国にまるっと投資できるのがVEAです。VEAの経費率は0.05%と超低コスト(10万円の運用で50円しかかからない)で、分配金の利回りは約2.5% (10万円の運用で2,500円程度の分配金がもらえる※課税前) と比較的高めになっています。

新興国=VWO

新興国は急速に発展している国のことで、例えば東南アジアやアフリカの国々が該当します。先進国と違って、不安定な部分もありますが、これからの経済の成長余力は抜群です。この新興国の株式を集めたETFがVWOとなっています。こちらのETFは、経費率が0.1%(10万円投資した場合の経費が100円程度) 、分配金の利回りが約2% (10万円の運用で2,000円程度の分配金がもらえる※課税前) となっています。

なお、新興国の中でも、有望な個別の国へと投資したいという方には、個別の国へのETFも可能です。私が有望と考えている3つの地域・国を対象としたETFについては、こちらをご覧ください。

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注意

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