クロス取引 の 逆日歩・賃借料の確認方法~SBI証券~
クロス取引 をした後、優待を取るためにいくらかかったのか、費用を確認する方法を紹介します。

①口座管理 → ②取引履歴 → ③照会
※必要に応じて、決済日を修正

これで、賃借料、逆日歩、手数料、そしてこれらを合計した諸費用計が分かります。

クロス取引 で 必要になる手数料etc の 計算方法
先ほどのコメダの例ですが、
①手数料
SBI証券の場合、現物取引にしろ信用取引にしろ、アクティブプランであれば、1日の合計取引金額で取引手数料が決まります。
現物取引の場合
1日の約定代金合計額 | 手数料 |
100万円まで | 0円 |
200万円まで | 1,126円(税込1,238円) |
300万円まで | 1,538円(税込1,691円) |
以降100万円増加毎に269円(税込295円)ずつ増加となっています。
信用取引の場合
1日の約定代金合計額 | 手数料 |
100万円まで | 0円 |
200万円まで | 800円(税込880円) |
以降100万円増加毎に400円(税込440円)ずつ増加となっています。
今回の場合であれば、2,019円/株 × 100株 = 201,900円と、現物取引・信用取引それぞれに100万円未満となり、手数料がかかっていません。

②貸株料
証券会社から借りた株券にかかるレンタル料として、信用取引の種類により、次の金額がかかります。
信用取引の種類 | レンタル料 |
制度信用 | 1.15% |
一般信用(短期) | 3.90% |
今回の場合であれば、2,019円/株 × 100株 = 201,900円 に 一般信用取引「短期」のレンタル料(年率3.90%)が、7日分(8/24(火)・8/30(月))の分がかかっているので、
201,900円 × 3.90% × 7日/365日 = 151円 となります。
③その他の費用
管理費
新規建て約定日から1カ月経過するごとに発生する管理費のことで、1株あたり11銭(税込)。売買単位1株単位の銘柄については1株あたり110円(税込)。今回は、7日間しか保有していないので、かかっていません。
逆日歩
制度信用で売建をすると、人気のある銘柄については、証券会社が株を用意するために、逆日歩という費用が発生することがあります。この費用は、制度信用で売建をする人が払うことになりますが、いったいいくらかかるのか事前には分かりません。株主優待の価値以上に支払うこともあり得るので、一般信用で売建しておいた方が無難です。
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