アフリカ株に投資する

海外ETF

先日、日本経済新聞に、こんな記事を見つけました。

アフリカ接種、欧米・中国競う 「接種率1%台」改善急務

中国が約40カ国にワクチンを提供する方針を表明し、フランスがワクチン増産支援を約束するなど、アフリカを舞台に支援競争が本格化。欧米や中国がアフリカでのワクチン接種を支援するのは、人口増大による巨大経済圏への成長が見込まれるアフリカと良好な関係を築きたいとの思惑

ということで、超長期の投資先として、アフリカは対象にすべきなのか。はたまた、どういった方法で投資するのがベストなのか考えてみました。

アフリカの将来性

まず、こちらをご覧ください。

これは、農林水産省のHPに掲載されている資料なんですが、注目すべきは、2017年のアフリカ合計の1人あたりの名目GDPが1,809$となっています。約20万円くらいですね。

ちなみに、アメリカが6万$、日本が4万$くらいで、インドネシア・ベトナムでも4000$くらいです。もし、アフリカの1人あたりGDPがインドネシアやベトナム並みになれば、その時点で、現在の2倍の経済規模になります。


続いて、こちらをご覧ください。JICAのHPからですが、

africa_business.pdf (jica.go.jp)

注目すべきは、人口です。

  • 出生率が高く、2017年に12.6億人の人口が、2050年には25.3億人に倍増
  • 都市化が早いうえに、労働人口の急伸が著しく、2034年には労働人口が11億人に達し、中国やインドを超過

もし、仮に、30年以内に1人当たりのGDPが2倍、さらに人口も2倍になれば、その時点でアフリカの名目GDPは今の4倍くらいの規模になります。

もし、これから30年くらい待てるというのであれば、成長余地が限られているアメリカや日本に投資するよりも、アフリカに投資する方がよっぽど投資妙味があるように思えます。

アフリカに投資する方法

さてさて、それでは、アフリカに投資するには、どうしたら良いのでしょうか。

資産額で言えば、EZA(iシェアーズMSCI南アフリカETF)というETFもありますが、こちらは南アフリカ1国のETFとなっており、南アフリカでの有事の場合には、被るダメージが大きくなることが想像できます。そこで、アフリカ全体への分散という観点から、AFKヴァンエック ベクトル アフリカ インデックス ETF)という米国建てのETFの方がベターではないかと考えています。

AFKは、おもにアフリカの株式に投資し、「アフリカで法人化された企業とアフリカ外で法人化されたが、アフリカで営業収入/関連資産を50%以上保有する企業の株式で構成されるマーケット・ベクトルGDPアフリカインデックス」の価格と利回り(手数料と経費控除前)にできるだけ連動する運用実績を目指すとされています。

AFKの構成セクター、構成国、運用成績、配当など

設立は2008年7月10日
経費率は0.78%と少し高め
純資産総額60百万円と、そこまで大きくはありません。

構成セクター

構成国

構成国は、アフリカの国以外も入っています。アフリカで営業収入/関連資産を50%以上保有する企業も対象になっているためです。

運用成績

ただし、運用成績としては、これまでの運用成績は決して芳しいものではないようです。

期間1ヵ月3ヵ月6ヵ月9ヵ月1年2年3年5年年初来設定来
騰落率0.04470.04720.17010.28110.49180.19680.03370.30030.111-0.2166

2008年に設定されて以来、44ドル付近から落ちてきて、一時期12ドルくらいまで落ちていましたが、最近は23ドル付近ですね。

配当

年月2020/122019/122018/122017/122016/122015/122014/122013/122012/122011/12
配当額0.796US$1.286US$0.336US$0.494US$0.528US$0.385US$0.757US$0.829US$1.063US$0.971US$

最近では、3.6%と高めの配当になっています。

AFKへの投資についての考え

AFKについては、今後、大きく発展する可能性はあると思います。ただし、情勢の悪化等で、大きく下がる可能性もあるので、投資のメインに据えることには適していないでしょう。また、短期間での大きな成長を目指すよりも、20年30年の間待つ覚悟が必要になると考えられます。


購入方法

なお、AFKは、楽天証券、SBI証券のどちらでも購入できますが、購入するのであれば、SBI証券がお薦めです。

手数料が、1注文あたりの約定代金×0.45%(税込0.495%)
・最低手数料:0米ドル  ※約定代金の0.45%が0.01米ドル(1セント)未満の場合
・上限手数料:20米ドル(税込22米ドル)
というのは楽天証券もSBI証券も同じですが、

住信SBIネット銀行で、米ドルにして、SBI証券に入金するだけで為替手数料がお得になります。

SBI証券口座0.25円
住信SBIネット銀行(外貨預金)0.04円

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